*「震災こころのサポートセンターJTM」は、2013年3月31日をもって終了いたしました。
震災こころのサポートセンターJTMについて
2011年5月8日
NPO法人 ジョイントT・M
NPO法人ジョイントT・Mは、カウンセリングの普及活動を行っています。東日本大震災で受けた被災者の方のこころの傷や痛みをケアしていくためのカウンセリングの有効性は言うまでもなく、東日本大震災後、ジョイントT・Mで出来ることを模索してきました。
被災地ではすでに、支援活動をしているカウンセラーや臨床心理士などの専門家がいます。しかし、一人のカウンセラー、一つのカウンセリング機関、一つのNPO法人が活動するのは限度があります。そこで、団体の垣根を越えて、多くのカウンセラーに集結していただき、心のケアを必要としている方とつなげ、被災者やそのご家族をサポートしていくことが、必要であり、また、ジョイントT・Mの活動として行うべきことだと考えました。
NPO法人ジョイントT・Mでは気軽に話しやすいカウンセラーが、震災後落ち着いてきた時に話し相手になり、こころのサポートをしていく組織として「震災こころのサポートセンターJTM」を立ち上げました。震災の復興期には、家族、友人、親しい人を失った悲しみ、人生が変わってしまった悔しさ、家や職場が流された無念さ、今後の生活に対する不安、PTSDなど、こころの健康に関する問題が明らかになってきます。当組織では、カウンセラーがこのような悩みについて電話やメールなどで相談を行い、少しでも相談者の気持ちが軽くなる事を目的とし、活動を行っていきます。
2011年5月現在においてカウンセラー82名の方々がボランティアのカウンセラーとして登録してくださいました。この方々と協力して「震災こころのサポートセンターJTM」を推進していきます。 また、ジョイントT・Mでは、このプロジェクトを通して、今こそ、カウンセリングの必要性かつ有効性を発信できる時だと考えております。
概要
| 主催 | NPO法人ジョイントT・M | 
|---|---|
| 組織名 | 震災こころのサポートセンターJTM | 
| 目的 | カウンセリング機関やNPO法人などの団体の垣根を越えてカウンセラーが集結し、被災者やその家族のこころのケアをする | 
| 活動内容 | 電話、メールによるカウンセリング相談 (無料) | 
| 活動場所 | ・東京都世田谷区 NPO法人ジョイントT・M事務所 ・首都圏の避難所 など | 
| 対象者 | ・東日本大震災の被災者とその家族 ・福島原発による避難者 ・震災によって不安感を持っている方 | 
| 期間 | 2011年6月1日~2012年3月31日 | 
| メンバー構成 | ボランティアカウンセラー 82名 (2011年5月現在) ・朝日カルチャー認定ピアカウンセラー 72名 ・朝日カウンセリング研究会臨床心理士 5名 ・産業カウンセラー 5名 | 
| 事務スタッフ 7名 NPO法人ジョイントT・M 理事長 相川雅子 副理事長 岡村珠美 他 | |
| スーパーバイザー 西村寛子(朝日カウンセリング研究会理事・臨床心理士) スーパーバイザー 濱田華子(山王教育研究所・臨床心理士) 顧問 村瀬旻(慶應義塾大学名誉教授・臨床心理士) | 
告知~カウンセリングまでの流れ
避難所や各自治体と連携して当活動について告知し、こころのケアを必要としている方々から電話やメールにて相談を受け付けます。まず、事務局スタッフによる相談内容などについてヒアリングを行い、ボランティアカウンセラーへつなげ、カウンセリングを行います。

NPO法人ジョイントT・Mについて
悩みを抱えている方をTender Mind(やさしい気持ち)でカウンセリング機関に、ジョイント(つなげる)したいという願いを込めて設立しました。悩んでいる方達のためのカウンセリング機関ガイドブックの発行や悩みが深刻化するする前の予防措置として、カウンセリング機関の存在と有効性を発信しています。
| 法人名 | 特定非営利活動法人(NPO)ジョイントT・M | |
|---|---|---|
| 設立 | 2007年1月10日 | |
| 代表 | 相川 雅子 | |
| 所在地 | 東京都世田谷区代沢3-16-5 | |
| 活動内容 | ・カウンセリング機関の紹介 ・カウンセリングの必要性と有効性の普及活動 | |
| 実績 | 2007年 | 10月:カウンセリング機関を紹介するガイドブック 「扉をあけて」の出版 (首都圏150カ所を直接訪問取材し、悩みを持った人の視点に たって32の機関を掲載) | 
| 2008年 | 7月:代々木オリンピックセンターにてカウンセリング体験講習会の実施 9月:都立三田高校の文化祭にてカウンセリング普及活動の実施 11月:麹町セラピーシステムにてカウンセリング体験講習会の実施 | |
| 2009年 | 2月:世田谷NPO法人協議会へ参加 3月:会員向けニュースレター発行の開始 3月:NPOキャリアデザイン研究所の(ニート・引きこもり)シンポジウムへ参加 4月:朝日カルチャーのビアカウンセラー認証式にて講演 7月:代々木オリンピックセンターにてカウンセリング体験講習会の実施 8月:杉並セシオンにてカウンセリング体験講習会の実施 9月:都立三田高校の文化祭でカウンセリング普及活動の実施 11月:カウンセリング体験講習会を行う。 12月:事務所移転する。 (2009年月度 相談実績156件) | |
| 2010年 | 2月:世田谷NPO法人協議会へ参加 3月:世田谷市民活動集会へ参加 3月:経済界の異業種交流会「22世紀学会」にて講演 3月:世田谷NPO法人協議会へ参加 4月:世田谷こころの健康区民会議へ参加(毎月1回) 5月:世田谷区役所主催「うつ病就労支援講演会」へ参加 9月:世田谷区役所主催「官民協働のネットワークで築く障がい者の支援体制(宮古市の取り組み)」へ参加 9月:都立三田高校の文化祭にてカウンセリング普及活動の実施 11月:世田谷市民活動交流会へ参加 (2010年月度 相談実績65件) | |
| 2011年 | 2月:精神薬の薬害を考えるシンポジウムへ参加 2月:カウンセリング機関へ訪問取材 2月:「働く人を対象としたメンタルヘルス研修」へ参加 4月:こころのビタミン研究所の講演会へ参加 4月:震災こころのサポートセンターJTMの発足 | |
| メディアでの 紹介実績 | 2008年2月 tvkテレビ NEWSハーバーに「心の悩み相談カウンセリング」に生出演 2008年4月 東京新聞に「扉をあけて」が紹介される 2009年9月 婦人公論特集:「家族で『うつ』に立ち向かう」に記事が掲載 2010年2月 日本テレビ内閣府提供番組「ご存知ですか」の「カウンセリングで自殺予防」に出演 | |
| 経歴 | 理事長 相川 雅子(あいかわ まさこ) 1949年生まれ。東京都出身。慶應義塾大学文学部心理学科卒業。株式会社テレビ神奈川勤務。その後、株式会社ベネッセコーポレーション「進研ゼミ教育電話相談室」の相談士を経て、現在NPO法人ジョイント T・M理事長。家族相談士。ACCピアカウンセラー資格取得。ボランティアカウンセラー。 副理事長 岡村 珠美(おかむら たまみ) 1951年生まれ。富山県出身。大妻女子大学卒業後、東京の私立高等学校教諭となる。その後、ベネッセコーポレーション「進研ゼミ教育電話相談室」の相談士、東京都立高等学校教師を経て、現在NPOジョイントT・M副理事長。ボランティアカウンセラー。WEBデザイナー。 | |
問い合わせ先
| NPO法人ジョイントT・M事務局 | |
|---|---|
| 電話/FAX | 03-3414-0280 | 
| 受付時間 | 平日10時~16時(土・日・祭日休み) | 
| メールアドレス | info@npojoint.com | 
| URL | http://www.npojoint.com | 





